工法例3「側面から燃料デブリを取り出す工法」

ⅰ. 課題と参考情報:⑥燃料デブリ取出し

燃料デブリ取出しでは、切削技術に加え、作業状況の確認、収納、切削環境への影響が課題

⑥燃料デブリ取出し〜工法実現上の課題

①事前手順 ②バリア設置 ③PCV側面に開口設置 ④搬送機材等設置・アクセス ⑤内部構造物解体・撤去 ⑥燃料デブリ取出し ⑦収納と収納缶の移送 ⑧機材の撤去

切削方法

  • 燃料デブリについていかに切削するか
  • 取り出しの対象はどこまでか(RPV内部は可能か)
⇒切削・集塵技術
プラント情報

燃料デブリ等状況確認

  • 燃料デブリ取出し等作業状況をいかに観察するか
  • 上記の観察に当たって、いかに照明を行うか
  • 燃料デブリをいかに識別するか
  • PCV上部への水素蓄積の状況
⇒視覚・計測技術
プラント情報
関連前提条件
  • PCV内部空間線量率100Gy/h、RPV内部空間線量率1kGy/h
  • PCV、RPV内部は照明がないため視界不良
  • PCV及びRPV内部に蓄積される可能性のある水素ガスについて配慮すること

環境整備

  • 燃料デブリ取り出し時に環境へどのような影響が想定されるか
  • 燃料デブリの切削屑等をどのように集塵するか
⇒切削・集塵技術
プラント情報